実はチリでは、日本と違って、交通手段として自転車を使う人は少なく、休日のレジャー使用がほとんどです。寒いと自転車で週末走ろうという意欲も失せようもので、冬には品揃えが激減します。春先になるとどんどん種類が豊富になり、夏のクリスマスプレゼント需要を見込んでか、11月から12月には大小様々な自転車が売り場を飾ります。道理で冬の自転車探しは厳しかったはずです。
公園付きの社宅育ちで毎日のように自転車に乗っていた兄達と違って、"いちご好き"は、マンションに広い庭もなく、近くに公園もないという環境で自転車の練習を始めました。補助輪を外すには、もっと小さい自転車でしっかり練習する必要あるだろうということで、また自転車を買いました。こちらが、日本ではあまり見かけないペダルなしの自転車。ペダルの後付けもできない、完全な足こぎ自転車です。
ペダルがありません |
ところが、予想に反して、"いちご好き"はあっという間に、ペダルなし自転車で、自転車練習の要「バランス」をマスター。前述のハローキティの自転車は、補助輪があればなんとか乗れましたが、外すとかろうじてつま先が地面に付く高さで、ふらふら危なっかしくてとても見ていられません。
結局、またしてもペダル付きの小さい自転車を購入することになりました。今回は、チリ人の方に教えてもらったセントロ地区の自転車専門店で買ってみました。
すぐペダルを漕いで乗れるようになり、バービーのヘルメットをかぶって絶好調です。
最初からこの自転車を買えばよかったなあ〜。