クラクションの多様性


日本でクラクションを使うときは、
危ないと思ったや、
運転ミスをしていた時などです。
鳴らされた方も、普通、

ビクッッッ!!!

とします。

こちらの車にもクラクションは
付いているのですが、
チリ人は、すごくこのクラクションを
多用するんです。

 第1

 日本と同じで、
 危ないと思った時や、
 運転ミスをしていた時などには、

 プッ

 ・・・ではなく、

プーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
プーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
プーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 とこんなふうに鳴らします。

 第2

 赤信号で止まっているときに鳴らされます。(?。?)なぜ?

 「車が走っていないんだから、赤でも信号を無視しろ」
 
 という意味だそうです。

 第3

 学校に行くバスで、目的地に着くちょっと前に鳴らします。(?。?)なぜ?

 「もうそろそろ着くから、降りる準備して」

 という意味だそうです。

 第4

 目立ちたくて鳴らします。

 プップカップッププ――

 第5

 バスとバスがすれ違った時に鳴らします。

 日本だったら、ちょっと手を上げるだけです。

 第6

 知り合いに会ったときに鳴らします。

 ちょっとした挨拶代わりですね。

まだまだありますが、
なんか長くなってしまったので、残りは省略します。
 
こんなふうに、チリのクラクションは、
多様性を持っています。

しかし、鳴らされても、みんな慣れているので、
挨拶以外は誰も応答しません。

なんかクラクションの意味があるのか・・・。
便利なのか、不便なのか・・・。

                   by 鉄道好きshinnkannsenn