NYに空母? | BIG APPLEの旅 第10話

自由の女神を見るためフェリーに乗った時に、コンコルド(超音速機)が岸に止まっているのが見えました。本物のコンコルドを見るチャンスなど今はほとんどないとわかってはいましたが、その時は時間の関係で行くことができませんでした。

が、その2日後そこを訪れるチャンスが訪れました。なんと、行くのにちょうど良いくらいの空き時間ができたのです。せっかくなのでお願いして行くことにしました。

よく見ると、近くにアメリカの空母があります。実はここ、もう使われなくなった空母INTREPIDを一般公開しているINTERPID博物館です。

イントレピッド海上航空宇宙博物館Intrepid Museum


公式サイト:こちら

せっかく入場したので、まずは空母の方から見ることにしました。設置されているエレベーターを使い、まずは甲板へ行きました。ここでは、使われなくなった戦闘機を展示してあります。



やはり遠くで見るのとは違い本物の戦闘機が手が届く範囲にある(触ってはいけませんが)のですから、迫力を感じるのも当たり前と言えば当たり前です。やはり飛行機なので大きく、僕の1.5倍くらいの高さがあります。ブリッジもちゃんと残っていて、昔の様子を知ることができます。



その後、船の中を見て回りました。中は本当の博物館のようになっていて、この空母についての説明や、いろいろなアトラクションなどがありました。一番印象に残ったのは、
「Intrepid was used to fight with the KAMIKAZE planes from Japan.」
(この空母は日本の神風特攻隊と戦いました)
と書いてあったこと。少し複雑な気持ちになりました。

その後、空母を出て、コンコルドを見に行きました。



搭乗口についている階段のそばまで行って見たところ、何とロープが貼ってあり、「中に入るにはツアーに参加しなければいけません」と書いてあるではありませんか!この日のツアーはもう終わってしまっていたので、中を見ることはできませんでした。

が、外から見ただけでも十分見応えがありました。実際にコンコルドの下に入ってみると、自分で考えていたよりもはるかに大きいのが分かります。特にジェットエンジンなどは巨大でびっくりしました。

また今度行く機会があったら、ツアーに参加して、ぜひとも中を見たいものです。