心を和ませる方法

今回の記事は、キャンプ場で録音した川の音とともにお楽しみください。
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1月中旬。日本では真冬ですが、チリでは季節が真逆なので真夏です。そして、夏と言えばキャンプ(こじつけ)です。昨年11月の終わりごろ、”動物好き”のボーイスカウトでキャンプへ行きました。そのときに、何もキャンプ用具を持っていなかったので、テントやテーブルと椅子などを買いました。そして、このままこのシーズン1回使っただけではもったいないと思い、またキャンプへ行くことになったのです。

キャンプ場は前回と同じYERBA LOCA。地図を見ても分かる様に、サンティアゴの中心部から1時間ちょっとで着いてしまうし、水道やトイレもあり、気軽に行け便利です(まだ2回しか行っていませんが)。


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キャンプ場に着いたら、まず場所取りです。僕が車から降り、走って場所を探しましたが、もうバーベキューコンロはすべて使用されていました。やっと、なんとか傾いているスペースが見つかりました。

次はテントを張りました。こういうことは得意(自称)な僕、"鉄道好き"を中心に、テントを立てていきます。前回は疑問だったいろいろなところから垂れているひもの使い道も分かり、前よりもかなりきれいに建ちました。



昼ご飯は"ケーキ好き"が、持って来たガスコンロを使い、ラーメンを作ってくれました。Doiteというアウトドア系の店で買ったキャンプ用調理器具セットの中に小さな深めの器が入っています。今回はこの器の中に入れて食べました。この調理器具セットはかなりお買い得です。小さなスペースにかなりの物が入ります。

少し休憩した後に、ハイキングに行きました。ずーっと一本道が続いており、どこで引き返すか多少迷ったり、途中で馬が道を塞いでいて通れなくなっていたりしましたが、なんとか危機を乗り越え(大げさだよ)、30分以上歩き続けました。そろそろ帰ろうかということで、帰り始めたのですが、いつの間にか道に迷っていて、草ぼうぼうのところを歩いたので、とげが付いている実のある植物が生えているのも気が付きませんでした。このとげについての詳細記事は後日"動物好き"によって公開予定です。

テントに帰り着いた頃には、もう暗くなり始めていたので、バーベキューをするために火を起こそうと思い、近くの若い人のグループからバーベキューコンロを貸してもらいました。そこで火を起こします。"ケーキ好き"が朝から用意をしていたお肉やおにぎりなどをコンロの上にのせ焼き始めました。焼きおにぎりは火がすぐ通り、温かくなりましたが、肉や野菜は火が通りにくく、暗くなるまでずっと焼く羽目になってしまいました。もちろん焼きおにぎりは温かい方がおいしく、僕も4つも食べました。お肉もやはり焼きたてが美味しく、みんなで醤油をつけておいしく頂きました。



次の朝。朝起きて、クロワッサンをフライパンで温めて食べ、元気が出たところで、Mirador del Aguila(鷲の展望台)へ出発しました。最初の方は緩やかな道だったのが、だんだん急になり、最後の方は杖が絶対に必要なほど滑りやすくもなっています。2キロほど歩いたところで、木でできた展望台に到着しました。

その後テントに帰り、みんなで協力してテントをたたみ、家に帰りました。何だろう、キャンプ場では空気が違います。近くで流れている川の音を聞きながら、ゆっくりハイキングをしたり、ラーメンを食べたり、BBQをやったりしていると、なぜか心が和みます。ということで、結論としては、自然の音を聞くことが一番心を和ませると実感しました。