湖に行く途中で見た野生のオウム |
湖はカヌーで回りますが、そのカヌーまでたどり着くには、ボートの船着場から3kmも歩かないといけません。普通ならそのくらいへっちゃらなのですが、ここはジャングル。道は舗装していないどころかぬかるみばかりで、少し歩くのも泥に足をとられて大変です。長靴がぬかるみにはまりこむと、助けてもらわないと足を引き抜くことができないほどでした。それに加え、地面には障害物のように倒れた木やツルがあり、蚊だらけなのでそれも追い払いながら進まなければいけません。
かなり大変な道のりで、雨も降りましたが、なんとかそのカヌー乗り場へ到着することができました。カヌーに乗って湖へ出発です。運良く雨もやみ、晴れ間が見えてきました。
まず見つけたのが寝ているコウモリです。そこまで見つけるのが難しい訳ではなく、ヤシの木に点々と黒いものが付いていたらそれがコウモリです。
そこからまた少し行くとリスを発見しました。と言うか、ガイドさんが発見したのを教えてくれました。しかしやっぱりリスは素早い!写真を撮ろうとカメラを出し終わった頃にはもう何処かへ行ってしまっていました。
サンドヴァル湖 |
全くリスを撮れなくてガッカリしていると、今度は猿を見つけました。「Koto Mono(Monoはスペイン語で猿の意味)」というそうで、木の上で生活しています。
英語ではhowling monkey、吠え猿です |
木でカムフラージュされているので見えにくいですが、ちゃんと枝を渡っているところを見ることが出来ました。実際に生活している猿は動物園に住んでいるサルたちとはやっぱり違います。
鳥はとにかくたくさんいます。少し進むたびにカラフルな鳥や原色一色の鳥がババッと飛び立って行く様子を観察できます。が、問題は、写真が全く撮れないということです。鳥を見つけてもたいていすぐに飛び立ってしまいます。 1時間ほどカヌーで回った後、行きに来たぬかるみの道をまた戻ります。
帰りは一部浸水状態 |
もうあまり見えるものはないだろうと思っていた矢先、野生のナマケモノをまたもガイドさんが発見しました(やっぱり写真は撮れてません)。そこからまた何匹か「Brown Cappuccino」という猿を(ガイドさんが)見つけたり、蝶々を見つけたりした後、やっとロッジへ戻りました。クタクタでドロドロでしたが、動物園でしか見ることのできないような動物が実際ジャングルの中で住んでいる様子を見ることができました。