7月に、チリに関してちょっと面白いニュースが
流れました。
「南米チリのバルパライソで6日、教育改革を要求する
学生2000人以上が交際相手と一斉にキスをして
抗議した。
学生らは教育の質と学費が釣り合っていないとして、
チリ政府に学生らとともに改善に向けた取り組みを
行うよう訴えた。」(7月6日 ロイター)
8月に入っても、学生によるデモ行進などが続いて
います。中には過激な活動もあり、問題が深刻化
しているようです。チリの最近のTVニュースは、
国内各所で行われている学生デモの話題で持ちきりです。
朝日新聞(6月4日付)にも引用されていましたが、
「OECD加盟国の高等教育費における家計負担の割合
(2007年)」によると、
1位 チリ(79.2%)、2位 韓国(52.8%)、
3位 英国(52.0%)、4位 日本(51.1%)
5位 NZ(34.3%)、6位 米国(34.2%)
だそうです。(「OECD『図表で見る教育2010』)
なんと、チリが家計の教育費負担世界一です!!
道理で学生デモも起こるはずです。めでたく
世界第4位に輝いた日本の我が家にも教育費が
重くのしかかっています(笑)。
by ケーキ好き