インカ文明の旅シリーズ 第3話 白い街

2日目は、前日ツアーで回っていないアレキパの名所を
ゆっくり見に行きました。

こちらが「白い街」と呼ばれる火山岩で作られた街並みです。
朝早くに訪れたので、朝日を浴びて白く輝いています。




建築資材が火山岩だけのことはあり、 壁の岩に穴が開いています。



続いて、サンタ・カタリナ修道院を訪ねました。1530年に建てられ、
1つの町のように機能していたそうです。中庭を中心に回廊が
巡らされたコロニアル様式です。修道女達はメイドを使って
暮らしていたようで、2人部屋には必ず小さなメイド部屋が
つながっていました。





更に、アンデス聖地博物館を見学しました。ここには500年前の
少女のミイラが展示されています。インカ帝国では生け贄の風習があり、
この少女は火山の噴火を鎮めるため、神への生け贄として
捧げられたそうです。5000mを越す高地で凍結していたため、
驚くべき保存状態で残ったようです。

夕方には、アルマス広場を臨むカテドラルの中に入りました。
これも火山岩で作られていて、昼は太陽の光で白く輝き、
夜はライトアップされて美しい教会でした。




アレキパは決して豊かな街ではありませんが、歩いていると、
民族衣装に身を包んだ人を見かけることも多く、
素朴でのんびりした雰囲気が残っていて、
家族皆不思議な居心地の良さを感じました。

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