今年も幼稚園で9月18日のチリの独立記念日を祝う会が開かれました。この日のために子供達は、"llegó el 18 (18日がやって来た)" という詩を暗唱し、民族舞踊クエカを練習してきました。
当日はあいにくの曇り空でしたが、ここは雨の降らない国チリ。天気のことは全く心配していませんでした。舞台には手作りの凧が飾られ、園庭にはきれいに椅子が並び、後は開会を待つだけです。ところが、さあいよいよという時になって、空からポツリポツリと冷たいものが落ち始め、まさかの雨となりました。慌てて皆それぞれの教室に入りましたが、子供達、先生、親、おじいちゃん、おばあちゃんで小さな教室は一杯です。
なんとか教室の半分のスペースを空けて、詩の朗読が始まりました。あいにくの雨にも負けない元気な声にみな大拍手です。続いてクエカのダンスです。狭いので、子供達は時々ぶつかりそうになりながらも、白いハンカチを回してステップを踏んでいました。かわいいクエカに拍手喝采でした。