ドレスコードはフォーマルでブラック・タイ、コンサート終了後はカクテル・パーティーが開かれ、入場できるのは大人のみです。
当日、シアターに向かって進むと、なんと正面玄関までレッドカーペットが敷かれ、かわいいチャップリンとマリリン・モンローが出迎えてくれました。
カクテルドレスやロングドレスの女性、スーツやタキシード姿の男性でロビーは華やいでいます。
ロビーの装飾も美しく |
学校長からの挨拶に続き、高校生のビッグバンドによるジャズ演奏でコンサートが始まりました。ダンスパフォーマンスや歌、演劇など盛りだくさんです。クライマックスはチリのピアニスト、ロベルト・ブラボー(Roberto Bravo)氏の演奏です。アルゼンチンの作曲家ピアソラの曲や映画音楽など多彩なプログラムで、演奏家の人生が投影されたような魂のこもった素晴らしい演奏でした。最後にロベルト・ブラボー氏のピアノに弦楽器が加わった伴奏に合わせて、コーラスの歌でフィナーレを迎えました。
コンサート終了後、のんびりハムやらチーズやらオードブルを頂いていたら、どこからともなく聞き覚えのある曲が...。カクテル後の各教室でのクラスパフォーマンスがいち早く始まっていて、たくさんの音に混じって聞こえたのは、"鉄道好き"のオレンジ・ジャズバンドの演奏でした。
音楽室 |
なんとか教室を探し当て、少しだけ演奏を聴くことができました。学校行事とは思えぬ豪華な夜を楽しむことができました。