本場でジャズ! | Big Appleの旅2

ブログの中でも以前触れましたが、"鉄道好き"は学校の音楽の授業でジャズバンドに入っていました。せっかくニューヨークに来たので、本場のジャズを聴きに行こうということになり、ジャズクラブ"Village Vanguard(ヴィレッジ・ヴァンガード)"を訪れました。ジョン・コルトレーンやビル・エバンスも舞台に立ったという老舗ジャズクラブです。昔からよく聞いているビル・エバンスのCD、"Waltz for Debby"もここで収録されたということで感激ひとしおです。

地下鉄で移動

そもそもジャズクラブに子供を連れて行って果たして大丈夫なものかと調べてみたところ、"Though all ages are welcome, including quiet children, there is no price reduction for minors.(静かにしていられるお子様を含め、あらゆる年代の皆様を歓迎致しますが、子供用の割引料金はありません。)" とあったのでまずは一安心。ジャズは好きですが、さほど詳しい訳でもないので、今回は素人にも比較的馴染みやすいビッグバンドのVanguard Jazz Orchestraの演奏を選びました。Village Vanguardでは、Vanguard Jazz Orchestraの演奏が毎週月曜日の恒例になっています。

店の前に着くと赤地に金色のVillage Vanguardの文字が光っていました。



地下に向かう狭い階段を降りると横には飲み物のカウンターがあり、所狭しと並んだ椅子の奥にステージがあります。ぎりぎりの時間に着いたので、中はすでにほぼ満席の状態でした。入場料の他に、最低ワンドリンクということになっているので、まずは飲み物を注文します。ほどなく演奏者がステージに上がり演奏が始まりました。最近リリースされた新作CDからのナンバーなど、生演奏の迫力と高い演奏技術に圧倒されます。店内は、リズムをとる人あり、口ずさむ人ありと、演奏者と観客が一緒に音楽を楽しむという雰囲気で、印象に残るニューヨークの夜になりました。

開演前の店内の様子

こちらのVanguard Jazz Orchestra、10月30日から11月4日まで日本ツアーが予定されています。東京と大阪での公演です(こちらは東京公演)