痛い準備 | 秘境アマゾンとナスカの旅 4

アマゾンのジャングル一帯は黄熱病の危険地域で、渡航の際には黄熱病ワクチンの接種が推奨されています。来るサッカーW杯ブラジル大会でも、アマゾン地域の都市で行われる試合があるため、厚生労働省が渡航予定者に黄熱病ワクチンの接種をよびかけています。

この黄熱病ワクチン、生ワクチンで比較的重い予防接種です。副作用として、接種部位の腫れ、疲労、頭痛、発熱などがあるそうです。こちらチリでは、大人は医師の処方箋なしで受けられましたが、子どもたちは処方箋が必要でした。

黄熱病ワクチンの接種を証明するイエローカード

幸い大きな副作用は起こりませんでしたが、接種から1週間後くらいに皆なんとなく体がだるいという状態が数日続きました。ワクチンとの因果関係ははっきりしませんが、何か影響があったような気がします。

アマゾンのジャングル地帯はマラリアの危険もあります。マラリアには経口の予防薬があるのですが、副反応がかなり強いということで、こちらは飲まずに様子を見ることにしました。

滞在予定のロッジでは、これまでのところ黄熱病もマラリアも出ていないということが安心材料です。