ナスカは地上絵観光で成り立つ小さな町です。日本からの観光客も意外と多く、セスナの飛行場では、日本からツアーでいらした方をたくさんお見かけしました。
地上絵の展望台観光でご一緒したガイドさんに、ナスカの人々はマリア・ライヒェ (地上絵の不思議) をどのように見ていますかと質問したところ、彼女のお蔭でツーリストが地上絵を見に来てくれるようになり、町が潤っているので、皆彼女に感謝の気持ちを持っているとのことでした。
ナスカでは、ホテル予約サイトBooking.comで、5人1部屋という条件で見つけた小さなバジットホテル「ナスカハウス(Nazca House)」に滞在しました。必要最小限の設備ですが、オーナーのナンシーさんの人柄で持っています。弟のジェフさんもホテルを手伝っていて、バスターミナルの送迎やナスカのツアーアレンジなどをしています。
実は旅行前にナスカの地上絵のフライトツアーについていろいろ調べ、悲惨な事故の記事もいくつか読んだので、セスナに乗るに当たってはいろいろ不安もありました。ジェフさんにいろいろお訊きして、悪質業者が閉鎖されたことなども改めて確認できたので、信頼できるツアーを選ぶことができました。
夜には、壁の女の子の肖像画をきっかけに、ナンシーさんの身の上話をお聞きしたり、大きいホテルではなかなかできない交流もありました。
ナスカでの食事は、ナンシーさんお勧めのレストラン「ママシャナ(Mamashana)」に2日間通いました。
ペルー料理のお店で、セビーチェなどの魚料理も、ロモ・サルタードのような肉料理もあります。
店員さんは親切で、すぐに顔を覚えてくれて、2日目には常連のような気分でした。
ナスカは実質1日半の短い滞在でしたが、ゆったりした日程で楽しめました。