甘さたっぷりタルト

男女を問わず甘いものが好きで、デザートは別腹という我が家ですが、チリに来てからケーキを買う機会は激減しました。スーパーなどにも美味しそうなケーキがたくさん並んではいますが、残念なことに、一般的に日本人の許容範囲を超えたものすごい甘さです。"いちご好き"の幼稚園のお誕生会のため珍しくチョコレートケーキを買った時も、皆一切れの半分に到達する前にギブアップしました。
このようなチリのケーキ事情なので、毎週水曜日に来てくれるVさんが、「食べてみて好きだったら、作り方を教えますよ」とレモンパイを作ってくれた時も、「うーん、お菓子はちょっと厳しいかなあ」と思っていました。レモンパイはチリでは人気のあるケーキですが、もしデザートでレモンパイかアイスクリームが選べるとしたら、間違いなくアイスクリームを選ぶというほど、とてつもない甘さです。とにもかくにも一口食べてみて、びっくり‼︎ コンデンスミルクを使っているので、しっかりと甘いことは甘いですが、普通に食べられる美味しさです。早速作り方を習いました。やはりVさんならではの工夫があって、メレンゲに加える砂糖は、市販のものよりかなり抑えているそうです。パティシエのお菓子ではなく、ホームメイドの味なので、分量もだいたいで、タルト生地も手で混ぜて、型に適当に伸ばしていく気軽さですが、あっという間に簡単にできるデザートです。



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