面白い実験

初めてミドルスクール(中学校)の理科の授業をしました。先生は、今年初めてニドに来た人で、世界中を旅して回っているそうです。その先生は、髭を生やし、冗談を言うのが好きで、毎日クラスで笑っています。最初の日には、クラス全員で自己紹介をしました。それは、一枚の紙に自分のことについて本当のことを二つと嘘のことを一つ書いて、どれが嘘なのかをみんなが見つけなければならない一種のゲームです。みんなが紙に書いたことを先生が読み上げて、嘘を見破ろうとみんなが手を上げていました。そして、クラスを順番に回って行くと、先生が「犬の肉を食べたことがあると紙に書いている人がいる」と言いました。それをきっかけに先生がみんなに今までで一番奇妙なものを食べたのは誰かと聞きました。先生はアフリカで羊の頭を食べたそうです。ぼくはペルーのアレキパでクイ(モルモット)を食べたので、それを食べたと言いました。
理科の授業で一番最初にしたことは、M&M lab(M&Mチョコ実験)というものです。それは、M&Mチョコが1パックの中に何個入っているか、何色があるか、それからそれぞれ何個あるかということを調べるためにしました。この実験は、これからする他の実験のための準備です。

アメリカのチョコM&M

その次の理科の授業では、小麦粉やベーキングパウダーや砂糖や塩をH2O(水)や酢やヨウ素で別々に混ぜました。それに加えて、小麦粉やベーキングパウダーや砂糖や塩をスプーンの上にのせて火であぶり焼きました。実験の中で一番おもしろいと思ったのは、砂糖を焼いたのと、ベーキングパウダーを酢で混ぜたものです。理由は、砂糖を2分間焼くと、砂糖が黄色くなり、沸騰し始め、そしてキャラメルに似たものになったからです。

*画像はイメージです


後で先生に聞いたところ、キャラメルは水と砂糖を焼いたものだそうです。ベーキングパウダーと酢を混ぜると、化学反応を起こしコーラにラムネを入れたように爆発することを知っていたので、ビクビクしていましたが、実際に実験してみると泡しかできませんでした。きっと、5mlずつぐらいしか入れなかったのでほとんど何も起こらなかったのでしょう。次の理科のクラスが楽しみです。