Capel社

チリのお酒と言えば、やはりワインが一番有名ですが、
実は、ワインの他にもいろいろと美味しいお酒があります。
チリはドイツ系の移民も多く、新大陸にやって来たドイツ人は
やはりブルワリーを作ったので、ビールも楽しめます。

もう一つ、ピスコというぶどうから作る蒸留酒もあります。
アルコール度数は35~60度とかなり高く、一般的に、
ピスコ・サワーといって、レモン汁、グラニュー糖、卵白を
混ぜてカクテルにしたものが食前酒として飲まれています。
甘くて女性にも飲みやすいお酒です。

今回の旅で訪ねたビクーニャという町には、このピスコを
製造する会社の工場がいくつかあり、見学をすることもできるので、
早速Capel社のツアーに参加してみました。

工場には洒落たバーや、ピスコを販売する店舗、庭などが
隣接しています。見回すと、辺りは一面サボテンだらけの
荒涼とした山々なので、緑の木々が茂るこの一画だけは
まるでオアシスのようです。





残念ながらツアーはすべてスペイン語で、内容が
よくわかりませんでしたが、巨大なタンクや、積み上げられた樽、
瓶詰めのベルトコンベアーなどを見て回りました。
子供達は、「ビーニャ(ワイナリー)と同じじゃん」と言ってましたが、
ピスコはアルコール度数が高い分環境の変化に強いのか、
ワインほど取り扱いが神経質ではないような気がしました。






未成年とドライバーは飲酒できないので、1人でピスコ・サワーの
試飲を楽しんできました



            by ケーキ好きcake