インカ文明の旅シリーズ 第16話 ペルー料理(再び)

サンティアゴへの復路は再びアレキパ経由です。
なんと乗り継ぎの便の時間まで5時間!
空港からアレキパ市内まではタクシーで15分程度なので、
もう一度市内に出てみることにしました。
日曜朝のアルマス広場では、ブラスバンドの演奏に合わせて
軍などの行進が行われていて賑やかでした。

今回の旅で最大の懸案事項になったのは、アンデス高地の
名物料理クイを食べるかどうかです。クイとはモルモットのことで、
アンデス高地では昔からお祝い事など特別な行事の時に
食べられてきたそうです。クスコの教会には、
キリストの「最後の晩餐」の絵がありましたが、
なんと中央のお皿の上にはラムではなくてクイが載せられています。

いよいよペルーを離れるに当たり、すったもんだの末、
クイを食べてみることになりました。
写真の通り、ほぼありのままの姿で提供されるので、
見た目はかなりインパクトがあります。



肝心の味の方は、肉のほとんどない鶏肉といった感じでしょうか。
皮はさっぱりして脂身はほとんどありません。
食べるのにちょっと勇気がいる料理ではあります。

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