NY B級グルメ その１ ｜BIG APPLEの旅 第６話

今回は母子4人でニューヨーク、ニューヨーク。ニューヨークは有名レストランがひしめく街ですが、それはさすがにあきらめて、B級グルメを追究することにしました。

到着初日、ホテルの近くに、いつ見ても大行列のお店があるので、ちょっと試してみようということになりました。そこはハンバーガーのお店。後から調べたところ、グルメバーガーの
「Shake Shack」というチェーン店でした。

材料のビーフにこだわっているそうで、主役のハンバーグに旨味がギュッと詰まっています。座る席を見つけるのも大変な盛況ぶりで、人気の高さが伺えます。

アメリカのお菓子の代表格はアップルパイ。博物館からホテルに戻る途中に
「Little Pie Company」というパイの店があるというので寄ってみました。一歩お店に入ると、パイの甘い香りが立ち込めています。大小様々な果物のパイが並ぶショーケースから、定番アップルパイを頼みました。

サクサクのパイ生地の中に大ぶりのりんごがたくさん詰まっていて、自然な甘みが溢れます。素敵なパイ専門店です。

そして、ニューヨークと言えばやはりベーグル。ベーグルにスモークサーモンとクリームチーズは黄金の組み合わせです。ガイドブックに載っていた「Ess-a-Bagle」を訪ねてみました。1976年から営業しているそうで、外観は少し古びたレトロな雰囲気です。

中に入ると、真面目そうな店員さんがテキパキと注文を聞いて、ベーグルサンドを作ってくれました。ベーグルはやや固めのジャンボサイズですが、スモークサーモンとクリームチーズにマッチして、あっという間に皆平らげました。レジのおじいさんは一見気難しそうで、近寄りがたい感じかと思いきや、お会計のときに指を口に当てて「しーっ」という仕草をしたかと思うと、こっそり鼻眼鏡をかけてヌーッと子供達の前に現れ、みんなを笑わせてくれました。