たくさんの日本 | ブラジルの旅 第4話

一夜明けて再びリベルダージにやって来ました。夜の暗がりではよく見えなかった街の姿が現れました。通りのあちらこちらに漢字やひらがなの看板が見えて、ちょっと嬉しくなります。明るいところで見るずらりと並んだ提灯も圧巻です。


マクドナルドも和風
ブラジルの銀行「Itau」も日本語で

スーパーに一歩足を踏み入れてびっくり‼︎ 日本のものが種類豊富に並んでいます。なんとチリでは見当たらない里芋、ごぼう、れんこん、ゴーヤ、しめじもあります。




一つ一つ棚を見る度に、日本のいろいろな商品があって、子供達から歓声が上がります。おはぎやあん餅まであり、うらやましい限りです。



その日はちょうど日曜日だったので、ほとんどの店はお休みなのではと心配していましたが、東洋人街はブラジルの人も休日に楽しみで訪れる場所のようで、歩道はどこもすれ違うのが難しいほどの大盛況でした。人の波に乗りながら歩いていくと、大きな赤い鳥居が見えて、大阪橋に着きました。


人混みから逃れ、記念写真を撮ったりして、ちょっと一息です。

リベルダージには日本の本屋さんもあり、最新のNHK10月号テキストまで並んでいました。



日本からの輸送費用があるので割高にはなりますが、いつでも日本語の本や雑誌が手に入るというのは魅力的です。

日系スーパーの一つでは、時々首都ブラジリアからサンパウロを訪れていらっしゃるという日系の方とお話しする機会もありました。ブラジル居住の日系人180万人の内60万人を擁するリベルダージの魅力を体感しつつ、あん餅をお土産に街を後にしました。