海面散歩 | ブラジルの旅 第7話

パラチーでの最初の一日は海の上と中で過ごしました。船のツアーが入っていたからです。このツアーは、シュノーケリングをしながらパラチーの海や無人島のビーチを回るというものです。早速ビーチサンダルを買って船に乗り込みました。汽笛をならして出発です。

水が冷たくてぶるっぶるっ



船でしばらく進むと、一つめの目的地へ着きました。ここは普通の海の一箇所で、足も届かないようです。人生で初のシュノーケリングに挑戦するか迷いましたが、浮き輪ならぬ「浮き棒」があるのを知り、挑戦することにしました。

海に入った瞬間に水が氷水のように冷たいと分かったのですが、ここまできて止めるわけにもいかないので、その「浮き棒」を腰に巻きました。ゴーグルをしっかりとつけて海を覗き込むと、たくさんの黒い縦縞もようがある魚が見えます。自分も一緒に泳いでいるからか、魚の一匹になったような気がしました。

10分ほど楽しんだ後船に上がり、また少し進んだ後に砂浜の近くへ着きました。今度は船からモーターボートに乗り移り、少しずつ陸に移動しました。砂がきれいなビーチですが、魚はいません。僕はがんばってシュノーケリングの練習をしていましたが、"動物好き"は砂遊びで忙しかったようです。ちなみに、このビーチは急にガクンと低くなるので、あまり泳ぐのには向いていないようです。

約一時間後に船へ戻り、昼食を食べました。食事はそこまででもないですが、食後にお菓子として出たブラジルのチョコ菓子、ブリガデイロが絶品でした。ブリガデイロについてはこの次の記事でいろいろと詳しく説明するので楽しみにしていてください。

ブラジルではコーラもワールドカップ仕様!

食事の後、またビーチへ戻り、少し泳いで、ブラジル本土へ戻りました。南半球の大西洋でのシュノーケリングというなかなかできない経験ができて幸せでした。