午年の始まりは馬で

僕たちが通っている学校、Nido de Aguilasでは、幼稚園から中学校まで夏休みにサマースクールがあり、いろいろなアクティビティーをすることができるのですが、学年が上がるにつれ、同年齢の子達も減ってきます。実際、僕のような年になると、同学年の人は一人もいません。別にサマースクールのプログラム自体はもう行かなくてもいいのですが、1つだけ無いと悲しくなるのは乗馬クラスでした。実は、このサマースクールのプログラム自体、乗馬目当てで取っていたようなものでした。

去年のサマースクールのブログでも半分は乗馬のことでした。


ツマラナイ夏が始まるなと思っていたところで、良いニュースが舞い込んできました。僕たちが住んでいるところから車でおよそ30分のところに「Centros de Hipoterapia Crin」という乗馬のクラスがあるというのです。これはチャンスだと思い、早速入ることにしました。

学校の近くの道路を更に北に上がり、舗装されていない道を少し走ると到着します。馬場では先生とともに「キウイ(馬の名前)」がいました。挨拶をして早速レッスン開始です。ブラシのしかたと鞍の取り付け方を習った後は、サマースクールで乗馬クラスに使われる敷地の4倍はあろうかというスペースを独り占めし、キウイと共に歩いたり走ったりすることができました。先生からも馬が好きという思いが伝わってきて、とても熱心に教えてくれました。



そういえば今年は午年ですね。

実はここでは、障害がある子供たちのためのホースセラピーが行われています。馬との触れ合いにはセラピー効果が認められていて、科学的にも証明されています。今ちょうど読んでいる「Science Fair Season」という本の中にも警察官などでPTSDにかかった人たちの治療として使われていることが記してありました。

久しぶりに新しい馬と仲良くなることができました。