世界最高地の汽船 |ボリビアの旅第13話

旅行6日目。今日はホテルからツアーへ参加し、チチカカ湖へ行きます。 朝7:30にバスがホテルへ迎えに来てくれました。大きい観光バスです。その時は大きいツアーだなぁと思っていましたが、実はバスだけ共有のプライベートツアーでした。

バスに乗り込むと出発です。ここから1時間程走るとチチカカ湖へ到着するそうです。 ぐんぐん走ります。 沿道のほとんどには貧しい家族が住んでいます。小さいレンガでできた家に住んでいて、水道も通っていません。 川で洗濯をしているおばあちゃんや、ガリガリに痩せた男の子がレンガを大量に運んでいる姿が目に入りました。



そしてコパカバーナへ到着しました。チチカカ湖に面している街です。思ったより観光で豊かな街でした。

カテドラル


教会を見たあと、ポップコーン市場へ行きました。
大量のポップコーンが山積みになっています。 普通のポップコーンと違い、かなり巨大です。食べてみるとどちらかというとポン菓子に近い味がしました。




そのあとは街のレストランでランチを食べました。マスのソテーを注文すると、前菜のスープと共に出てきました。


外はカリッ、身は柔らかで滋味あふれるマス

このマスはすぐそばのチチカカ湖で採れたそうです。美味しいはずです。

食べ終わったあとは、"Isla del Sol"(太陽の島)へ向かいました。船でチチカカ湖を行きます。



到着すると、ロバが周り中にいました。実はこの島には交通手段がないので、荷物はロバで運ぶのだそうです。

島に着いてすぐは張り切っていたのですが、すぐにケションとなってしまいました。なんと200段の階段が待ち構えていたのです。普通だったらなんてことないのですが、ここは3800m級の高地。階段ほどキツイものはありません。

2つの像はこの島に最初に来たとされているインカ帝国の初代皇帝と妃です。

頑張って一気に登り切ると、インカ文明の頃に作られた水路がありました。実際にインカの時代に作られて、それからずーっと水が流れているそうです。ここから出てくる水を飲むと若返るそうです。


実はガイドの人はここ出身ということも知りました。もう1時間程上へ登ると村があり、そこに住んでいるんだそうです。

その後、また少し船に乗り、太陽の神殿へ向かいました。 こちらもやはりインカの時代に造られたものです。 時代が感じられます。


そして船で陸へ戻り、バスでホテルへ帰りました。


大昔のインカの人たちが見ていた湖を僕も今見ていると思うと感動しました。