プロペラ機 |ボリビアの旅第11話

今日は移動日で、ウユニからラパスへ帰ります。行きと同じamaszonas航空を使います。フライトは7:30にウユニ発。のはずでした。 朝6時に起き、タクシーで空港へ向かいました。途中までの道のりはウユニ塩湖までの道のりと同じです。気がつくと雨が降り始めていました。ボリビアでの初めての雨です。 そして無事空港へ到着しました。



小さい空港なので、まだ飛行機が一機も止まっていません。

 と思ったら、3機着陸してきました。ボリビアの軍が経営しているTam 航空の飛行機が1機と、amaszonas航空が2機です。

Amazonas:リンク-インターネットで予約できます
Tam:リンク-ラパスでしか予約できません。


行きに乗った飛行機が古いジ ェット(エンジンが垂直尾翼のところについているタイプ)だったので、「帰りもそうかなぁ」と思っていましたが、実は定員19人の小型のプロペラ機でした。



早速時間通りに飛行機に乗りこみました。小さい飛行機なので、満員です。



CAはおらず、コックピットのドアがないのでスロットル(エンジン)や操縦桿を動かしているところが丸見えです。 ところが、なぜかキャプテンが左のエンジン出力を上げても左のプロペラが動きません。おかしいな?と疑問に思っていると、バッテリーの調子が悪いので「30分程」休憩していてくれとのこと。仕方なく空港のレストランに入り、「チーズとハムのホットサンドイッチ」を注文し、ちょうど30分程で係りの人が「Ready!」と言いにきてくれました。

また同じ飛行機に乗りこみ、 様子を見ていましたが、まだ左のエンジン出力を上げても左のプロペラが動きません。「Not Again!」と願っていましたが、そんなことは御構い無しに、あと「1時間程」待って欲しいとのことです。 そこで、空港へ戻り、ウユニのブログを書き始めました。

しかし、いつまでたっても用意ができないようです。他の二つの飛行機はとっくに離陸しているのに、1時間、2時間、3時間と待ってもです。途中でサンドイッチとコーラのサービスがくる以外特に何の連絡もなく、結局「Ready」と来たのは午後1時でした。 ついに出発です。エンジンを離陸時の半分の出力で空港内を走り、フルスロットルで「ブイーーーーン」と離陸しました。AutoPilotもついていないので、手動でゆらゆらの飛行です。 そして40分後、ラパス空港が見えてきました。コックピットの窓から滑走路が見えたので、自分が操縦している感覚です。



ラパス到着予定が朝の8:10だったのに、結局ついたのは午後2時でした。
本当に長い1日でした。