海の見える部屋 ｜ モアイを巡る旅第２話

宿泊したHotel Victoriaは平屋建てのこじんまりした宿です。空港に着くと宿のご主人が花のレイを持って迎えに来てくれていました。古くからあるホテルで、建物は新しくはありませんが、きちんとお掃除されていて、静かなホテルでした。部屋の窓からは海が見えて、南の島に滞在している気分が盛り上がります。

なんと宿泊客は私たち家族の他は、７０代の男性客だけでした。スイスの方で、イースター島は１０回目というリピーターだそうです。毎朝同じテーブルで朝食をとりながら、これまで滞在された国の話やら、イースター島の物価が高いことなど、いろいろお話ししました（イースター島内では、わずかに野菜などが作られているだけで、すべてチリ本土から輸送されるので、物価がかなり高いようです。食品もサンティアゴの２〜３倍になっています）。

後でツアーガイドの方に聞いたところ、その昔作家の小松左京さんが、こちらのホテルに宿泊して執筆活動をされていたそうです。意外な日本との縁に驚きました。
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