皆さん御存知の通り、ナスカの地上絵は大きいものが多く、一番大きいものは全長300mもあるので、地上から見てもなかなか全体図をつかめません。そんな時に活躍するのが飛行機です。
ホテルからバスで小さな飛行場へ向かい、チェックインをします。ジェットエンジンの飛行機と違い今回乗るのはセスナなので、体重を図り重心をなるべく真ん中に来るように人の配置を工夫します。少し待つと僕達の乗る番が来ました。
ドアを閉めていよいよ離陸です。滑走路まで移動してフルスロットルで空へ飛び立ちました。
まず見えてきたのはくじらです。キャプテンが飛行機を少々きついバンクで旋回してくれるので、Gは感じますが結構良く見ることができます。
また少し飛ぶとなにか人のような絵が見えてきました。これは珍しく山の斜面に描かれています。こちらに手を振っているようにも見えます。
今度はサルです。この猿のしっぽはペルーのロゴの「P」の時のデザインの参考になったそうです。
その他にも、ハチドリ、クモ、コンドル、ペリカン、手、そして木などを見ることができました。ビデオを作ったので、御覧ください。
The Amazing Nazca Lines from Santiago Dayori on Vimeo.
そして着陸です。初めてのセスナでの着陸で少し緊張しましたが、無事地上に降りることができました。
やはり空からだと良く見ることができました。僕たちはラッキーで、雲もほとんど無く、しっかり見ることが出来ました。割りと正確に描かれていたので、ナスカ文明の技術の高さに驚きました。