素晴らしいミュージカル | Big Appleの旅2

三日目に、今有名な「Aladdin the Musical」(アラジン・ザ・ミュージカル)というミューシカルへ行きました。アラジンは元はディズニーのアニメ映画でしたが、それを5年近くかけてミュージカルにしたそうです。

ミュージカルの内容をよく 知らなかったので、先にyoutubeを見たり、映画を見たりしてストーリーを理解しておきました。アラジンの映画は面白かったので、さぞかしミュージカルも面白いだろうと期待していました。今アラジンのミュージカルはニューヨークでも話題になっていて、タイムズスクエアの前を通った時も、アラジンの看板を見ました。

まず会場のチケット売り場に行くと、そこは人でいっぱいでした。当日券を買いに来たものの、オフィスの人から完売と聞いて、あきらめて帰る人もいました。中に入ると劇場は意外と広く、外からでは想像もつかないくらいの広さでした。



このミュージカルの主な役の人たちは、アラジン、魔法使いジーニー、ジャスミン、ジャファーとその召使、アラジンの3人の友達、ジャスミンの父親の王様です。ジーニーのJames Monroe Iglehart(ジェイムス・モンロー・アイグルハート)はこのジーニー役で今年のトニー賞ミュージカル部門の助演男優賞を受賞したそうです。なので、この人が舞台に出てきただけで会場は、拍手の音しか聞こえなくなりました。ジャファー役の人は、とても怖い声で、わーはっはっはっはっはーと悪そうに笑いました。なぜそんなに良い声が出せるのかというと、その人は映画でジャファーの声をやっていたJonathan Freeman(ジョナサン・フリーマン)だからです。歌は、ホール・ニュー・ワールドやフレンド・ライク・ミーや、プリンス・アリなどで、歌声はとてもきれいでした。それに、歌はとてもきれいにハモっていました。


ミュージカルはとても面白くて、一番思ったことは、「どうやって、ここまで映画のあらすじを舞台にもって来ることができたのか」ということです。なぜかというと、写真のように、ジーニーの頭が五つなど、舞台では無理なことがありますから。



 

このミュージカルは、ライオンキングに負けないほど素晴らしいミュージカルでした。日本でも、劇団四季による『アラジン』の2015年5月開幕が決定したそうです。