砂糖パンの山 | ブラジルの旅 第12話


翌日、朝起きて着替え、午前中はマラカナンスタジアムに行きました。あいにく中に入ることは出来ませんでしたが、雰囲気だけでも味わえました。





地下鉄の駅にはこんな絵が!

但しスタジアムの反対側を見ると貧民窟(ファベーラ)があり、また地下鉄の乗客層が明らかに違います。長居は無用とすぐ市内に戻りました。


その後もう一度コパカバーナ海岸をぶらぶらして時間を潰し、夕方近くになりポン・ジ・アスカルへ(ポンはパン、アスカルは砂糖の意)。ロープウェイは小山を乗り継ぐ様になっており、最初の小山の上からは、リオの全景が見えました。




コパカバーナ、イパネマ、今朝見たマラカナンスタジアム、そしてまだ雲に見え隠れしているコルコバードのキリスト像。反対側を見ると空港、更にグアナバラ湾反対側のニテロイ市まで一望出来ます。目前に迫る急峻な山、円弧を描く海岸線、ポン・ジ・アスカールの巨大なむき出しの岩山。それらが不思議に調和して一体となり迫ってきます。

カフェとブリガデイロを楽しみながら景色に見とれてると、少し暗くなってきました。急いで次の岩山へのロープウェイに乗ると・・一瞬で真っ白になりました。ロープウェイを降りても見えるのはただ雲、雲、雲。

雲で前方が見えません

大変肌寒いのでコーヒーを頂きながらただただ真っ白い景色を十分すぎるくらい満喫しました。

ポン・ジ・アスカルからの夜景