但しスタジアムの反対側を見ると貧民窟(ファベーラ)があり、また地下鉄の乗客層が明らかに違います。長居は無用とすぐ市内に戻りました。
その後もう一度コパカバーナ海岸をぶらぶらして時間を潰し、夕方近くになりポン・ジ・アスカルへ(ポンはパン、アスカルは砂糖の意)。ロープウェイは小山を乗り継ぐ様になっており、最初の小山の上からは、リオの全景が見えました。
コパカバーナ、イパネマ、今朝見たマラカナンスタジアム、そしてまだ雲に見え隠れしているコルコバードのキリスト像。反対側を見ると空港、更にグアナバラ湾反対側のニテロイ市まで一望出来ます。目前に迫る急峻な山、円弧を描く海岸線、ポン・ジ・アスカールの巨大なむき出しの岩山。それらが不思議に調和して一体となり迫ってきます。
カフェとブリガデイロを楽しみながら景色に見とれてると、少し暗くなってきました。急いで次の岩山へのロープウェイに乗ると・・一瞬で真っ白になりました。ロープウェイを降りても見えるのはただ雲、雲、雲。