過酷な旅 |ボリビアの旅第5話

今回は、アタカマ、クスコを上回る南米高地の旅ということで、またしても高山病の心配をすることになりました。サン・ペドロ・デ・アタカマは、観光地こそ標高4000mを超す高さですが、町中は2436mほどです。クスコは3399mと相当の高さですが、まず標高2335mのアレキパに入ってからクスコに移動したので、割と楽に体が慣れました。今回は飛行機でいきなり標高3650mのラ・パスに入り、その後3660mのウユニに移動する旅程で、旅の間中高地から逃れられないので、かなりの覚悟で臨みました。


高山病予防薬


いつも通り高山病予防薬を飲み、睡眠を十分とって、食事は腹6分目を心がけましたが、到着初日、"鉄道好き"と”いちご好き”は吐き気、その他は頭痛に襲われました。2日目以降は強い症状は治まりましたが、階段や上り坂はいつも息が切れます。高地の旅は、低圧、低酸素との闘いです。